ソープの定番プレイも敬遠される時代に

ソープランドは、現存する風俗の業態としては一番古いもので、昭和の時代の風俗といえばまず言われるのがソープランドです。当時はトルコ風呂の名称で愛されていましたが、名前が変わっても風俗の代表であるということは変わらず、プレイ内容に関しても昔ながらのものが踏襲されています。

しかし、『世の中に変わらないものは無い』というのが常識で、ソープランドでも定番とされていたサービスが敬遠されつつあったりします。その代表的なものがボディ洗いとかマットプレイとか呼ばれるプレイで、ソープランドを代表するサービスであったのにも関わらず、今では場合によっては嬉しがられるどころか逆に不評になってしまうこともあるようです。

このボディ洗いとかマットプレイですが、プレイの内容としては「エアーマットに寝転んだ男性を、ローションで体をヌルヌルにした女性が体で洗う」というもので、洗いとは言うものの実際には女性の柔らかい肌との密着感を楽しむプレイです。昔は石鹸の泡を使っていて、泡踊りなどと呼ばれていました。

このプレイは、マットやローションの準備などがあり、始まるまでに時間が掛かります。昨今では格安店などの45分~60分程度のコースが主流となっていて、こうした準備の時間があるプレイは敬遠されているのです。高級店などの2時間近いコースであれば、こうした準備時間のあるプレイもゆっくり楽しめるのですが、やはり短時間コースですと人気が無くなるのも当然です。

もし、短時間コースなどで丁寧にボディ洗いなどをやった場合、時間稼ぎととられることも少なくありません。クレームの原因となってしまうので、お店側としてもマットプレイをサービスから除外するというのもしょうがないことなのです。

他にも敬遠されつつあるプレイとなっているのが、ツボ洗いとかたわし洗いといったプレイです。ツボ洗いというのは、女性器に指を入れて洗うプレイ、たわし洗いというのは陰毛をタワシに見立てて洗うというプレイですが、「ソープランドの洗いと言えばコレ」と言うほどの定番なのですが、昨今に流行となっているのは素人系接客とか恋人接客と呼ばれるものですから、プロのソープ嬢がやるというイメージの強いこうしたプレイは、あまり好まれなくなっているようです。

こうした流行によるプレイの変化というのは避けられないもので、こうした変化によって新しいプレイが生まれたりすることもあれば、現存のプレイでも消失していくこともあるでしょう。こうした変化を楽しむというのもソープ遊びの楽しみの一つとはいうものの、ちょっと寂しく感じてしまいますね。