消えてしまった風俗とソープランドとの比較

性風俗などの射精産業に従事する人の発想力は凄く、これまでたくさんのタイプの風俗店が生まれては消えていきました。
名前を聞いただけでも笑ってしまうようなものもあり、荒削りさがまた面白くもありました。
現在では「ソープランド」「ファッションヘルス」「ピンサロ」「デリヘル」などと性風俗もカテゴリー化され安定していますが、消えてしまった風俗たちを思い起こすのもまた楽しいものです。
ここでは、そんな消滅してしまった性風俗と、現代の勝ち組であるソープランドとの比較も交えながら検証してみたいと思います。

●アルサロ

現在の「ピンサロ」の原点となった風俗です。
「風俗」といっても、本来は「飲み屋」であり、キャバレー調の店内のボックス席でお酒を飲みながら「おまけ」として性的サービスを行っていたようです。
システム体系がとられておらず、「あそこのアルサロはフェラチオしてくれた」などという噂を頼りに多くの男性が押しかけていたようです。

●ノーパン喫茶

大阪は阿倍野区の裏通りに突如出現して世間を騒がせたのが「ノーパン喫茶」です。
店員がトップレスでコーヒーを運ぶ、という画期的なそのスタイルが受け一世を風靡しました。
この突飛すぎる斬新な発想は、それまでの「性風俗の概念」を変え、ピンサロなどのアイデア系風俗に受け継がれていきました。
性的サービスはありませんから、本番まで可能なソープランドと比較するのは難しいですが、発想力の凄さという部分では、ソープランドにも何らかの影響を与えたことは間違いないでしょう。

●マンションヘルス

完全に消えたわけではありませんが、現在のデリヘルの元祖となったのが「マンションヘルス」です。
受付もマンション、サービスルームも別のマンションと、一つの店舗が複数のマンションと契約し、一般人が生活をするふつうのマンションを利用したヘルスサービスです。
この頃、かなりソープ客が流入したとされるのは、「こっそりと本番をさせていた」という噂が広まったためです。
まだこの頃はソープランドも旧態然とした古い体質があり、ソープ嬢の年齢が高いなどの弱点があったため、苦戦を強いられたようです。

●バーチャルサロン

現在のようにIT技術が発達するずっと以前に、ゴーグル型のプロジェクターをつけてそこにアダルトビデオを映写し、コンパニオンがフェラサービスをするというハイテクな性風俗が存在しました。
最近、名所の古い町並みを3D 映像化し、メガネ型の画面で見ながら観光するサービスが現れましたが、その20年も以前に風俗業界でバーチャル映像による性的サービスが提供されていたのは驚きです。

●「ヌキサービス付き」ストリップ小屋

ストリップは今でもちゃんと存在し、洗練されてアート感覚に近い伝統風俗となりつつありますが、昔はもっと攻撃的なサービスがあるストリップ小屋があちこちにありました。
「奥の部屋」などというオプションがあり、ストリップで興奮した男性客を、追加料金を支払うことで「手コキ」「フェラ」「本番」までしてしまう過激なサービスがあったといいます。
しかし、この”行き過ぎ”が警察当局の目についてしまい、摘発が相次いだことで姿を消すことになったようです。
当時まだ料金が高額だったソープランドに行けないような男性たちに人気があったのです。

●デートクラブ

「夕暮れ族」の名称で、芸能人の顧客がたくさんいて騒動になった風俗です。
これは完全に「売春行為」であり、経営者たちもただではすみませんでしたから、消滅したのもとうぜんの結果だといえます。
18歳未満のコンパニオンもたくさんいたことから、「社会の闇」として伝えられましたが、ちゃんと法律を遵守しているソープランドにまで風評被害が及んだことも事実です。

こちらに紹介したのは、ごく一部だと思います。
全国区にならなかったような特殊風俗もたくさんあるでしょうし、犯罪職が強すぎて「一見さんお断り」の店舗も存在したはずです。
現在のソープランドと比べると、かなりデンジャラスなもので、性病対策などもされてはいなかったでしょうから、お客も命がけだったに違いありません。