競争が激化する雄琴ソープ街の見えない裏側

日本全国には有名ソープ街がいくつか存在します。
関西では、滋賀県の「雄琴ソープ街」が有名ですね。
現在、有名ソープ街では、店舗の入れ替わりが頻繁に行われています。
それは、ソープランド業界のげ競争激化が理由のようです。
ソープランド業界に何が起きているのでしょうか?
今回は滋賀県「雄琴」を調査サンプルとして、その裏側を探ってみました。

●若者が風俗店から離れている?

ここ数年、ソープランドの対象年代である20代~30代までの若者に風俗離れが起きているようです。
ただし、これは風俗業界全体を見渡した場合であり、ソープランドの集客は逆に増えているようです。
—–以前まで風俗業界の花形であった「ファッションヘルス」「ピンクサロン」が低迷しています。
その理由ははっきりしませんが、関西ではヘルス街まるごと消失したようなエリアもあるのです。
しかし、男性の性欲が衰えているわけではありませんから、必ずどこかの風俗を男性は探します。
そこで、そういった低価格風俗の常連層を取り入れるために、ソープランドも昔と比べてかなり低価格になり、値引き合戦が繰り広げられることになったのです。

●若者の趣味の変化

スマホやオンラインゲーム、アニメ・コミック文化が大流行も、風俗業界に影響を与える原因の一つかもしれません。
繁華街に若者が減ったという声もあり、「買い物はアマゾン、趣味はネット」というインドア派が増えているようです。
コミックフェスなど、若者たちの琴線に触れるようなイベントでは、信じられない集客があることから見ても、もう、現在の若者たちは「繁華街」に興味を示さなくなったのかもしれません。
世相と人々の価値観に大きく影響されるソープ業界ですから、なんとかそういった「オタク層」を取り入れるべく、コンセプトの変更がさかんに行われています。
「学園系」「アイドル系」「アニコス系」など、雄琴ソープ街でも斬新なコンセプトで新規客獲得の競争が激化しています。

●「最強の客」シニア層の獲得合戦

”団塊の世代”が徐々に現役引退をはじめています。
この世代はバブル期に多額の貯蓄を蓄え、そして体力的にもまだまだ元気な世代です。
先日政府から発表された「高齢者の定義の変更」においても、一般企業が定める定年の平均である65歳はまだまだ健康で、”高齢者”という位置づけには当たらない、とのことです。
もちろん男性ならば性欲も健在で、しかも財力には余裕がありますので、団塊の世代はソープランド業界にとって「最強の客層」だといえるのです。
こうした層を取り込むためには「昼の営業」に力を入れなくてはなりません。
最近では昼間の時間帯に人気嬢を常駐させ、新たな繁忙期が生まれているようです。

競争激化の裏側には、こういった理由が隠されていたんですね・・・。
このように、雄琴ソープ街でも競争は激化していますが、ある意味「追い風の状態」であることは確かなようです。