月別: 2017年2月に関する雄琴ソープコラム一覧

ソープランドは何故頻繁にリニューアルするのか

日本全国には数多くのソープランドがあり、現在でも約1300軒ほどが営業を続けています。
ソープランドは規制が強まっていると言われていますが、わりと頻繁に新規オープンとかリニューアルオープンといった名目で新しいお店が誕生しています。
2年もしないうちに店が無くなってしまうということも珍しくなく、ソープランドのサイクルというのは非常に早いものと言えます。
老舗と呼ばれる店であっても、その遍歴を辿ると何回も店名変更などをしているケースは多々あります。
何故ソープランド店がこんなに頻繁にリニューアルや店名変更などを行っているのかというと、これには様々な理由があります。
代表的な物を挙げてみますと『経営権の譲渡』『悪評のリセット』『店のコンセプト変更』などがあります。

『経営権の譲渡』ですが、ソープランドの経営には、風営法に基づいた警察などの許可が必要なのはよく知られています。
現在の日本では全くの新規でこの経営許可を貰うというのは不可能となっていて、1948年の風営法施行以前から営業をしている所しか営業権は所有出来ないとされていて、さらに権利の譲渡は出来ないと定められています。
しかし、その営業権を持っている法人の代表者の変更などによって営業権を譲渡することは可能で、そうして実質的な権利の譲渡などによって、経営者が違う店が新しく誕生するのです。
この時に、リニューアルオープンなどが行われ、新しいソープランドとして心機一転営業を行うというわけです。

『悪評のリセット』というのは、情報化社会となった現代では、良い評判も悪い評判もインターネットを通じて一気に広まってしまいます。
そもそもソープランドというのはちょっとしたことでマイナスイメージが付いてしまう商売ではあるものの、余りに酷い悪評がついてしまうと客足にも影響します。
そこで、ある程度悪い噂が立ってしまったらリニューアルして店名を変えて、その悪評をリセットするのです。

『店のコンセプト変更』は、例えば人妻店から20代女性を中心とした店に営業方針を変えるとか、価格を大きく一新するなどです。
従来の店の店名を受け継ぐよりも、店名などを変えることによって新しい店のイメージをアピール出来るというメリットがあります。

ここで紹介した理由というのはあくまで一部ではありますが、他にも様々な理由があるようです。
グループ経営の場合、リニューアルした後も在籍していた女性はそのリニューアルした店舗に在籍することが多いのですが、同グループの別店舗に行ったりそのまま辞めてしまうこともあります。
そのお店や在籍していた女性についていた客としては、こういった風潮は迷惑極まりないのですが、ソープ業界を鑑みればしょうがないことなのかもしれません。

ソープ選びには内外装の評価も重要

ソープランドの評価基準といえば、やはり一番大きく影響するのはコンパニオンの質というものです。
実際にサービスをしてくれる方が良かったら、それ以外のことというのはある程度はどうでも良いという人も多いでしょうし、店側もある程度そういったことは織り込み済みで営業している業界です。
しかし、やはりサービスを受けるのであればコンパニオンの質だけではなく、内装などの場所もより綺麗な所である方が良いですし、そういった部分もソープランドの評価の一つであることは違いありません。
では、日本全国に数あるソープランドでも内装などが素晴らしいソープ店はどこなのでしょうか。

まず、基本的に内装や外装といった部分までお金をかけられるのは高級店のみで、中級店ならまだしも大衆店以下のクラスになると内装などに拘っていられる程、経営に余裕はありませんから、そこまで内装や外装に力を入れて整えている店はありません。
結果として、しっかりとした内装をしている店というのは、高級店に限られるというわけです。
また、地域ごとの差というのもあります。
吉原などは高級店も多いのですが、長い歴史を持つ地域であり使われている建物でも古い建物が多く、老朽化問題は吉原全体の問題となっています。
そのため「高いのにボロい」という感想も多く、プレイ環境という部分からすれば他の地域の方が優れていると言えます。

そういった条件などを考慮していくと、金津園にある超高級ソープ『英國屋』や川崎堀之内にある『琥珀』といった所が挙げられます。
どちらも10万円近い総額料金となりますが、それに見合うだけの豪華な内外装を誇り、地域でもトップを争うレベルとなっています。
他にも部屋の広さだけで言えば、千葉の栄町にある『李白』という高級ソープは日本一の個室の広さがあると言われていますし、福原にある『アマテラス』や『アジト』なども内装の面では地域で高い評価を受けている店です。

店の面積という部分だけを見ると、吉原や福原といった狭い地域に大量の店が密集している地域では狭くなっていて、金津園や栄町など少し都心から離れた地域ではやや広めという傾向がありますので、全ての地域をまとめて比較することは出来ませんが、店の雰囲気作りなどに大きく影響する内外装という部分は、全国共通です。
ソープランドを選ぶ際には、こういった雰囲気作りにも力を入れている店であれば、それ以外の部分にも期待が持てるというものですから、店選びには考慮したいポイントです。

安全性が問われる吉原のソープランド

風俗業界の花形といえばソープランド、そのソープランドの中の花形と言えば、高級ソープです。
高級ソープは、非常に高額で一般的な一ヶ月の家賃ぐらいの値段がしますから、平均的な収入ではとてもではありませんが頻繁に通うことは難しいお店です。
しかし、それに見合うだけのサービスが楽しめることは間違いないですし、そのサービスのレベルというのも他の店とはレベルが違うのも確かです。
風俗愛好家の憧れとも言うべき場所、それが高級ソープなのです。

高級ソープというと、一番最初に思い浮かべるのが東京の吉原ではないでしょうか。
日本一のソープ街である吉原には、江戸時代から続く歴史があり、時代が移り変わった現代においても昭和の時代から数多くの高級ソープが立ち並ぶ地域として、日本の性風俗産業を支えてきています。
そのため、長年の不況で多くの高級ソープ店が姿を消した現在でも、日本で一番多くの高級ソープ店が営業を続けています。
その質についても日本でトップクラスであり、多くの男性を日々満足させています。

そんな吉原にある高級ソープ店ですが、ある共通した問題が発生しています。
それは「建物の老朽化の問題」で、先頃吉原の高級店の中でもトップクラスの店である『姿麗人』のビルが売りに出されていましたが、その時に公開されていた情報によると、『姿麗人』の入っているビルは鉄骨造で、1980年10月に建てられた築35年のビルです。
建物内部の見取り図なども公開されていますが、建物内部の90㎡あたりに2フロア8部屋がある建物となっています。
鉄骨造とはいえ、築35年も経っていればそれなりに老朽化が来るのも当然のことで、こういった施設を使っているのは『姿麗人』だけではありません。
老朽化された施設を利用していることが多い証拠に、ネット上で見られる吉原の高級ソープ店の体験談などを見ると、頻繁に老朽化について言及されています。
これは有名店であっても同じで、それによって吉原高級ソープ全体の評価が下がっていると言っても良いでしょう。

日本の法律では、店舗型風俗の建物には厳しい規制がかかっており、大きく改修や改築、新築するといったことは認められていません。
もし勝手に大幅な改築などを行ってしまえば、届け出と違うということで営業許可を取り消されてしまう可能性もありますので、迂闊に手が出せないのが現状です。
隣接する施設のボイラー火災で営業が出来なくなってしまった『女帝』などの例もありますから、安全面から鑑みても早急に対処されるべき問題です。