女性がソープランドで働くメリットというのは、一番はその給料の高さではないでしょうか。どんな手段でもいいから短期で手っ取り早く稼ぎたいという女性にとっては、ソープ勤めというのは決して悪い選択肢ではありません。しかし、どこの店でもいいというわけではなく、店によって手取りというのは大きく変わります。
一般的にコンパニオン女性の収入となるのは、システム金額のおよそ65%前後です。人によってそれぞれ異なりますが、どの店でもその辺りを報酬として設定していますから、接客単価の高い高級店ほど手取りは多くなります。出勤日ごとに雑費などの諸経費が引かれていきますが、この雑費も高級店は高いのですが、バック分を支払っても十分な金額になります。
日本一のソープ街である吉原を例にしてみましょう。吉原には各種高級店がありますが、一番稼げると言われているのが『ラブボート』というお店です。吉原一のハードサービスが売りのお店で、高級店でありながらとても人気があって繁盛しているお店ですが、価格も同様に高く、一番下ランクであるプラチナの基本コースでも120分総額70,000円、一番上ランクのダイアモンド・VIPでは130分総額125,000円という価格設定です。
そのお店のバックというのは、ネットに出ている情報ですとダイアモンド・VIPの130分でバックが86,000円、本指名で+5,000円ですから、条件次第では1回で90,000円を超える収入になります。雑費を引いても80,000円にはなりますし、1日に3人も付けば1日で新卒サラリーマンの月給以上が手に入るという計算になります。
他にも、吉原の和風ソープの老舗として名高い『夕月』というお店では、110分総額65,000円という価格設定で、1回のバックは40,000円、指名料などでの増額は一切無しですが、他所の店では万単位で掛かる経費が、雑費として1日5,000円だけという形になっています。『ラブボート』のようなハードサービスはありませんから手取り自体は安めですが、それでも3人接客出来れば100,000円を超えるわけですから、こちらも十分なバックと言えます。
あくまで一例ですが、同じ高級店と呼ばれる店であっても、手取りには大きな違いがあるのは理解して頂けるかと思います。ソープランドの求人にありがちな「1日で10万円、1ヶ月で100万円も」といったような内容は、高級店でないと実現は不可能と言えます。働く店を探す場合などは、やはりこうした情報をしっかりと確認して選ぶことが、稼ぐためには重要です。