雄琴ソープ街のソープ嬢が増え続けているといいます。
それには、現在のわが国の女性の労働環境が深く関係しているそうで、社会学者も警鐘を鳴らしているそうです。
『ワーキングプア』という言葉も聞き飽きるくらいにニュースで聞きますし、劣悪の労働環境がソープ嬢を大量に生み出す原動力となっているのです。
いったいどんな女の子たちが雄琴ソープ街に救いの手を求めているのでしょうか?
●ワーキングプアNO.1は『介護ヘルパー』
平成9年の施行された介護保険法によって、瞬く間に登場した老人介護施設。
その中の中心で活躍するのが「介護ヘルパー」のみなさんです。
国家試験に合格し、晴れて”ヘルパー”となりますが、労働条件は想像を絶するものだといいます。
給料はパートタイマー並で、わがままの限りを尽くす老人たちを相手にし、ヘルパー会社からは「尊く、やりがいのある夢のある仕事」と精神的なプレッシャーまでかけられる「割の合わない仕事」の代表でもあります。
ヘルパーの方は仕事柄「外見を磨く間もない職業」ですので、悲しいかな面接で落とされることも多いようですが、それでも求人への応募率はNO.1だそうです。
●『保育士』もまた恵まれない女性たち・・
『保育士』も介護ヘルパー同様にソープ嬢への転職が多い職業です。
子供はわがままでも老人よりは可愛いものですし、「子供好き」が憧れる職業でもあります。
にもかかわらず、保育士の離職率は高く、たいていは3年続かずに辞めてしまうのです。
これも介護ヘルパー同様に給料が安く、また最近では「モンスターペアレント」の急増のために苛酷さが増していると言われています。
介護ヘルパーと比べるとまだ平均年齢も若いために「転職するなら早く!」と、関西圏の保育士たちがこぞって雄琴を目指すのです。
●定番『看護師』もいまだ健在
もともと「前職が看護師」というソープ嬢は昔からたくさんいましたが、今回もトップ3に入っています。
一般職の女性の中では高収入で将来性にある仕事なのに、不思議な現象だといえます。
専門家の中には「常に命に関わるような、心身ともにハードな職務の看護師は、性に対する割り切りもスムーズ」という見解をする方もおり、行動力がある分、「風俗」という高い壁を難なく超えられるのかも知れません。
看護師は高収入ではありますが、人手不足は社会問題化しており、現場は苛酷さを極めています。
今なお元看護師のソープ嬢の風俗転身は継続されているのです。
女性の社会進出が推進され、結局苦しんでいるのは女性本人なのかもしれません。
雄琴でソープ嬢に転身して「やっと人間らしい暮らしができた」と胸を撫で下ろす子もいるらしく、それほど世間の女性に対する風当たりは厳しいのかもしれません。