ソープランドの面接は、応募者が殺到していることから、年々難しくなってきているといいます。
一般企業への面接でも同じですが、ソープランドでの面接でも「自分が何を求めているか?」ではなく、「経営者が何を求めているか?」を考えることで合格率は飛躍的にアップするのです。
では、ソープランドの経営者はいったいどんなことを、応募してくる女性に求めているのでしょうか?
●経営サイドとの協調性
昔の風俗店などでは、女性を適当にサービスルームに放り込んでお客をつければ、あとは勝手に稼いでくれる・・・といった感じでした。
しかし、風俗業が旺盛を極める現代では、ライバルとの競争が激しく、いかに面白いコンセプトを作れるか、また良質のサービスを提供できるかが大切な時代なのです。
ちょっと変わったコンセプトを店長が発案したとき、昔のソープ嬢ならば「私それはできない・・嫌だ!」と拒否することも珍しくありませんでした。
しかし、そういった態度では現在のソープランド業界では生き残ってはいけません。
今のソープ店の多くが、個人業の集まりではなく、コンセプトを掲げたチーム編成で勝負をしますから、「協調性」のある女性応募者を求めているのです。
●外見レベルよりも「健康かどうか」
ソープ嬢は女を商品とする職業ですから、外見レベルはもちろん重要です。
しかし、それ以上にソープ店経営者が判断基準にするのは「健康かどうか」なのです。
じつは、ソープ嬢は離職率の高い職種であり、健康を害したことによって辞めてしまいます。
ソープ店は、入店したコンパニオンにはサポートもある程度の投資もしますから、入店しては短期間で辞める・・・といったことが繰り返されれば、かなりの出費なのです。
最近では美容整形技術や美容テクニックも高まっていますから、逆に言えば外見はどうにでもなります。
美人でも不健康ならば、将来性を感じてくれないのが、今のソープ店の経営者の考え方です。
●一般常識の有無
昔の風俗嬢の立ち振舞や言動はひどいものでした。
今でいうところの「ヤンキー女」「ギャル」みたいな口調で会話する子が非常に多かったのです。
そしてそれを容認する風潮が風俗業界にもありました。
あまり知られていないことですが、ソープランドは昔から”究極の接客業”と言われ、話術・接客術が高く、高級クラブのコンパニオンにも匹敵するようなソープ嬢もたくさんいたのです。
ソープ嬢=風俗嬢だと勘違いをした面接の応募者は、不採用になることが多いということを覚えておきましょう。
また、そういった子が仮に入店をしてお客についたとしましょう。
ソープランドへ来る男性客はレベルが高く、ソープ嬢の接客態度も見ていますから、最悪の場合にはクレームの対象となることもあります。
あまりそういったことが頻繁に起きるコンパニオンに対しては「除籍」という処分がなされることになります。
いかがでしたか?
世間一般に考えられているソープランドの感覚とはかけ離れていたはずです。
ソープランドは意外にも常識的な職場であり、そこをきちんと理解できていないと、面接突破は難しいのです。