フリーのカメラマンをしています。
雑誌社との契約で数週間神戸を取材をし、合間に1日休みができたことから「福原ソープ街」に出かけてみることにしました。
7年くらい前に福原は個人的に遊んだ経験があり、そのときにコンパニオンが非常にいい子だったので、福原の記憶全体がキラキラとした印象があるのです。
その子を探すことも考えましたが、当時の年齢から計算すると、すでに32歳・・・
「とっくにソープは上がっているだろう」と、良い思い出はキレイなまま保存しておくことにして、街を散策してみることにしました。
●多聞通りは相変わらずの印象・・
福原は「多聞通り」と呼ばれる国道28号線に開けた街です。
多聞取りの景色は7年前と印象は同じで相変わらずの印象です。
神戸の中心繁華街の三宮から離れているといっても、さすがは都会・・・国道は渋滞気味できらびやかさのかけらもない無情緒な感じです。
福原は「平清盛」ゆかりの地ですが、多聞通りを歩く限りはそれを感じさせるものは何もありません。
●柳筋に入ってやっと現れた「福原」の景色
福原にはメインストリートが2本通っていて、一つを「柳筋」、もう一つを「桜筋」といいます。
昔の花街を思わせるネーミングに思わず胸が高まります。
まずは「柳筋」から福原へ入りました。
多聞通りから一本入っただけで景色は一変します。
ひと目見た視界の中に数十店舗のソープランドが飛び込んでくるのです。
まだ昼間の明るい時間なので、ネオン装飾は目立ちませんが、ひと目で「風俗関係」とわかる華やかさです。
柳筋は大衆店や格安店が多く、福原でも”激戦地区”といわれるエリアです。
7年前に訪れたときの記憶にある店舗は少なく、すっかりと様変わりしています。
ポップな印象の店が多く、吉原あたりのソープ店よりも大きくてキレイな感じがします。
7年前に登楼した店舗は代替わりをして店名も外観も変わっていたのが少し寂しい気分になります。
●桜筋は福原の有名店が立ち並ぶエリア
中道を使って桜筋に出ました。
桜筋は福原でも有名店や高級店が多く、景色的にはこちらの方が記憶のまま残っている感じ・・
大型の高級店は威風堂々として、さすがの貫禄を見せつけいます。
桜筋には多くの居酒屋や焼肉店、おしゃれなバーなども点在しています。
これも福原の特徴で、全国的にはソープランドのある街は”寂れた”印象のところが多いのに対して、福原は「生きている街」といったところでしょう。
薬局が多いのは風俗街に共通する特徴ですね。(なぜか古くて小さな薬店が多い)
マンションが所狭しと立ち並び、また一般住宅と混在していて、どこか穏やかな雰囲気です。
夕方に差し掛かる時間になると、タクシーが目立ち始め、それは「ソープ嬢の出勤」を意味します。
ネオンが落ち始めると、「花街のメインイベント開始」です・・・
気がつけば男性客らしい人を数人見つけることができました。
7年前と比べると、変わった部分と変わらない部分があり、新鮮さと懐かしさの両方を堪能できました。
今回は仕事の続きがあり、”登楼”は控えました。
こんどまたゆっくりと楽しみに来る予定です・・・。