ソープこぼれ話~「地雷」を楽しむちょっと変わった人たち~

少しまえに東京鶯谷に「地雷専門店」というソープランドがオープンし、意外にも大ヒットしたという”事件”がありました。

「デブ」「ブス」「おばさん」「おかしな子」など、優良ソープ店では使いもにならないような、ソープ嬢としては低レベルなコンパニオンばかりを集めた店に、多くの男性客が押しかけたのです。

この現象はその店舗だけでなく、日本全土の男性にも見られる”症状”だと言われています。
いったい我が国の男性に何がおきているのでしょうか?
「地雷」を好む男性の心の中や、現代の性事情などをまとめて推測してみました。

●性の抑圧から「新たな覚醒」へ・・・
現在の日本は男女ともに恋愛経験率が低下し、処女、童貞が急増しているそうです。
これは一時期流行した「草食男子」とはまた違い、「ヤリたくてもデキない男性」です。
性欲は適度に発散しておかないと「変態化」していきます。

生物として考えた場合にも「セックスをしない個体」は自然界には存在しません。
ある程度の年齢になり「童貞」であることは、自然界では”異常”な状態なのです。

誰しも若く美しい女性を好むものですが、あまり抑圧されてしまうと、性の対象が変わっていきます。
代表的なのが「ロリコン」ですが、初潮もない小さな女の子に欲情するなど決して健全とは言えません。

これ以外にも「ブス専」「デブ専」「熟女好き」「老女好き」など、突然”覚醒”するように性の対象を変貌させるのです。

「醜いおばさん」と思っていた女性に対して突然、性の対象物として見えるようになると、それまでの何倍もの性欲が生まれるのだそうです。
これが「地雷好き」の誕生につながるんですね。

●変態的性嗜好
これも最近一般の人たちの中で流行しているものですが、「ネトラレ」や「スワッピング」「視姦セックス」などがあります。

自分の彼女や妻を他の男に抱かせ、それを見ながら自慰に耽ったり、夫婦交換をしてセックスをする、他人に見られながらパートナーとセックスする・・・こういった精神的な変態プレイの数々です。

こういったことが好きになる理由ははっきりしませんが、「普通のセックスでは満足できない」という部分では共通しています。

地雷嬢を狙ってソープ店に登楼する男性の中には、実物を目の前にしても勃起せず、自分で刺激を与えて強引に立たせてプレイするという理解できない行為をすることもあるそうです。
こみ上げる「負の感情」を性の興奮につなげてしまう能力が身についたのでしょう。

日本の将来が危ぶまれますが、一風変わった性嗜好をもつ男性は急増しています。
また、こういった特殊な趣味にまで対応しているソープ業界の層の厚さにも関心するばかりなのでした。