日本という国は様々な文化が独自に育ってきた国であり、それは性風俗でも同様に発揮されています。その代表的な物がソープランドです。現在の主流となっているデリヘルなんかは欧米諸国でコールガールとして昔からある物ですが、ソープランドに相当するサービスというのはあまり見かけません。現在ではソープランドを楽しみに来日するという海外のツアーもあったりするようで、海外向けの案内雑誌に吉原のソープランドが紹介されていたりします。
さて、そんな日本独自の性風俗店であるソープランドですが、このグローバル社会において海外でも日本のソープランドを真似したサービスが登場するようになりました。例えば、親日国としても知られるタイでは、ほぼ同じシステムの風俗店が存在しています。
タイのソープランドはマッサージパーラーと呼ばれていて、日本のソープランドに比べて物価の関係でかなり割安で遊べるため、マッサージパーラーを目当てにタイへ旅行へ行くという方も少なくありません。マッサージパーラーのシステムとしては、昔の遊郭のように実際に女性がひな壇に待機していて、そこから気に入った女性を指名してお金を払ってサービスを受けるというシステムです。日本のソープランドでは実際に顔を見て選べるという店はごく僅かで、パネルで選ぶのが普通ですから、この辺りが一番日本と違う点かもしれません。
料金は、店にもよりますが120分2,000~2,500バーツ(約5,800円~7,300円)、高級店と言われる店が3,000~5,000バーツ(約8,730円~14,550円)程度となっていますから、ソープランドということを考えれば、日本との価格差はかなりあると言えるでしょう。日本からマッサージパーラー目当てで訪れるというのも頷ける話です。
行われるサービスについても、指名して料金を支払ったら個室へ行って、備え付けのお風呂で体を洗ってもらい、お風呂またはベッドでのサービスが行われるというもの。マットプレイはありませんが、それでも日本のソープランドと同じようなサービスを用意しています。
こうしたマッサージパーラーの中には、日本人観光客の間で有名になっている店もあり、現在の吉原で外国人観光客の利用が増えているというのと同じ現象なのかもしれません。。タイの他にもマカオや韓国などにも同様のお店があって、そちらもマッサージやサウナといった物が併設されているソープランドの亜種と言えるでしょう。日本のような至れり尽くせりの完璧なサービスではありませんが、ソープ好きならば現地へ行った際には是非一度は遊んでおくべきでしょう。