雄琴にまつわる噂話

雄琴のソープ街というのは、1971年に第一号店である花影が出来て以来、2016年現在で45年目を迎えるというソープ街の中では比較的新しいソープ街です。吉原などの遊郭時代から存在する風俗街は100年前後の歴史を持っていますから、それに比べて新しいとはいえ、今なお着々と長い歴史を積み重ねている街です。
さて、そんな雄琴のソープ街ですが、新しめとはいえこれだけの時間が経てば、様々な噂や都市伝説といったオカルトっぽい話も出てくるものです。いくつか紹介してみましょう。

■ 雄琴近くの琵琶湖で泳ぐと女性は妊娠する
雄琴の定番の噂といえばコレです。雄琴のソープ街というのは第一号店が出来た当初から大人気で、近くの温泉街との相乗効果で常に満員、雨後の竹の子が如く出店が続いて80年代には最盛期とも言えるほどになりました。
『雄琴=温泉』というイメージから『雄琴=ソープ』という認識に変化し、そういった認識から生まれたのがこの噂というわけです。噂されていた時期も、ちょうどその頃と一致します。
もちろんこれは完全なデマですから、泳いだとしてもなんら問題はありません。

■ 雄琴港では巨大魚が多く釣れる
雄琴の定番の噂その2です。雄琴港と言えば、温泉街とソープ街を分ける中間地点で、今ではバス釣りの定番スポットとして知られています。そこでは、他に比べて巨大魚が多いと言われていて、ソープ街から精子を含んだタンパク質豊富な排水が流れ込んで魚が大きくなったという噂です。
実はこの噂、雄琴ではなく吉原の方で広まった噂で、雄琴に出稼ぎに来たソープ嬢が吉原に帰った時にホラ話として広めたもので、吉原では定番の噂だそう。
もちろんコレもデマで、琵琶湖の環境保全というのはかなり気を遣われていますので、ソープ街からの排水もちゃんと富栄養化を防ぐ高度処理がされています。

■ ソープ街の客引きはハザードで避けられる
ソープランドには客引きがセットで、いつでも店先にボーイが立って道行く客を呼んでいます。歩いている人はもちろん車に乗っていようがおかまいなしというのも多く、熱心と見るか鬱陶しいと見るかは人それぞれ。
雄琴ソープ街ではその客引きを避ける暗黙のルールとなっているのが、車のハザードを点けておくというものです。これは、「予約済みor行く店が決めてます」という合図であり、出入りする業者や送迎なども、ソープ街へ入る際にはハザードを点けていきます。
これは実際に効果が有るようで、点けていればしつこい勧誘は避けられます。

この3つは定番中の定番ということで、知っている方も多いのではないでしょうか。特に最後のは豆知識として覚えておくと役立つことでしょう。
機会があれば、他の噂についても検証してみたいと思います。