15年ぶりに雄琴ソープ街にふれて分かったこと

風俗ライター兼写真家をしています。

関西出身で、以前は雄琴でよく遊んだものですが、関東に職場を移したことで15年以上足が遠のいていました。

それが、ここ最近仕事の関係で関西に来ることになり、以前お世話になった古巣・雄琴の街をブラつくチャンスに恵まれたのたです。

●すっかり変わってしまった「おごと温泉」
京都を一回りして大阪からJR湖西線でいざ雄琴へ・・・

時間もあってゆっくりしたかったので、急行ではなく普通で「雄琴温泉」を目指しました。

ここでまず気がついたのが、以前までは雄琴駅は「雄琴温泉」と漢字表記だったのが、現在では”おごと温泉”に改名されていた、ということです。

なんでも昔「温泉街を盛り上げる盟友」であった、おごと温泉観光協会と雄琴特殊浴場協会が決裂して、普通の温泉協会のほうが「雄琴=ソープ街」というイメージを払拭するべく運動をしてるそうです。

昔は一般温泉とソープランドが一つの看板に明記されているなど、この地域ならではの面白さがあったのですが、それが見られなくなったのは少し寂しい気がしました。

駅はリニューアルされ、以前よりも近代的で清潔になり、周辺には昔はなかったような飲食店が目につきます。

●相変わらずのゲート入口周辺
駅から徒歩でソープ街に・・・。

おごと温泉駅からソープ街までは、まったくもって「相変わらず」の様子で、15年前と比べて発展もなければ衰退も感じさせず、それが逆に過去の記憶へフィードバックする原因にもなり感慨深くなります。

雄琴ソープ街は3つの入口がありますが、目抜き通りである「ゴールデンゲート」と「シルクロードゲート」の前に到着すると、巨大設備が圧倒し「雄琴へ帰ってきた!」という気持ちになります。

関東近県で多くのソープランドを取材しましたが、これほど圧倒的な景観を持つソープ群はありませんでした。

●雄琴では「客引き」もご愛嬌・・
「シルクゲート」からソープ街に進軍すると、すぐに雄琴名物の「客引き」の方が声をかけてきました。

関東圏では闇風俗も多いために、ほんとうに気をつけなければなりませんが、雄琴では”ご愛嬌”として軽く受け止めて大丈夫です。

闇風俗が紛れ込む隙間もここにはありませんし、客引きもどこかの店舗関係の人間・・・まあ、「ソープ街のコンシェルジュ」と思って差し支えありません。

「取材です」と胸からぶら下げた一眼レフを見せると「お疲れ様」と気の良い返答がありました。

一般の人なら「予約入れてます」とでも言えばOKでしょうね。

●様変わりしたソープ店
ソープ街に入って一巡し、少し離れた「川筋通り」を散策した感想は「半分くらいは様変わり、残りの半分は昔のまま」という印象。

しかし、古い外観の店舗にも日曜日とあってか、各駐車場にはかなりのお客のものらしき車が止められており、繁盛ぶりがうかがえます。

シルクゲート・ゴールデンゲート側は、看板と中身だけが入れ替われるような「マイナーチェンジ」ですが、高級店の多い川筋通りは「新築建て替え」によるリニューアルが目立ちます。

完全に廃墟化した店舗は一件もなく、関東周辺地区の衰退したソープ街とは様相がことなり「現在進行形」の街であることはひと目で見て取れました。

●15年前とくらべてみた総評
15年前に私がホームとしていた頃と比べると、駅周辺もずいぶんと町おこしにより復興され、ソープ街の生命力も増している印象です。

たまに興味本位で閲覧するWEBページでも、その旺盛ぶりは伝わりましたが、今回実際に足を運んでみて雄琴の発展度合いを実感するに至りました。

今回は「登楼」はしませんでした。

まだ関西にはしばらく滞在する予定なので、ホテルでノートパソコンでゆっくりリサーチして登楼する予定です。