女性風俗ライターが聞いた「ソープ嬢の心の闇」特集・・

ソープランドは高額な収入が得られる女性の職場です。
しかし、誰でもお金のためにソープランドで働く決意ができるわけではありません。

女性には本能的な「防衛本能」があり、簡単に男性に体を許さない性質を持っているのです。
それを乗り越えるためには大きな動機や体験、環境などが揃わないと決断できません。

ソープ嬢をインタビューする女性風俗ライターなどは、彼女たちの過去を告白されることも多いようです。
ソープ嬢は、一般常識では考えられないほど”心の闇”を抱えている子も多いのです。

●近親相姦
衝撃的な事実ですが、ソープ嬢の中には近親相姦の経験者(被害者)が多くいます。
その多くは若年期に体験するために、特殊な性体験が性に対する価値観を歪ませて一般女性とは違ってしまうのです。

心理学・精神医学では古くから問題視されているテーマであり、アル中の親に育てられた「アダルトチルドレン」同様、幼児期のトラウマによるものだそうです。
近親相姦自体がソープランドで働くことに繋がるわけではありませんし、みながみなそうなるということでもありません。
ただ、経験者が金銭苦に陥ると、そうでない女性よりも容易にソープ嬢になることを決断できるのだそうです。

●悲惨な恋愛体験者
ソープ嬢の恋愛話ほど身につまされるものはありません。
ほとんどといってよいほど悲惨な恋愛体験をしているのです。

DV、異常な亭主関白、アルコール、ギャンブル・・など、まともでない男を愛したことで陥ってしまった恋愛体験は、聞いているだけで辛くなりそうです。
ソープランドに在籍している現在でもその関係が続き、金銭苦のために身を粉にして働いているソープ嬢も少なくありません。

●精神的な弱さ
これは風俗嬢全体に共通することですが、精神的な弱さ、脆さをもつ子が多いようです。

「大人のADHD(注意欠陥・他動性症候群)」が問題視されていますが、注意力や落ち着きがなく、また衝動的な行動をとってしまうなどといった症状があります。
刺激を求めやすく、腰を据えて物事に取り組めない、依存性が強い・・など、一般生活に支障が現れます。

以前はたくさんいましたが、こういった子はトラブルを起こしやすいため、面接時に弾かれるため数がかなり減少しています。

●親との確執
ソープ嬢になる以前から親と仲が悪い子もたくさんいます。
なぜそうなるのかは分かりませんが、子供の頃の単純な「反抗期」などではなく、人間性の問題として親を嫌う子が多いのです。

ソープランドでしっかりと働いて貯金をし、人生を逆転させた後に和解することも少なくありません。
やはり「家族」というのは大切なようです。

●アイドル・ホスト・夜遊び
男性アイドルの追っかけやホスト、または夜の歓楽街にハマった女の子が最終的にソープランドに行き着くことも多いようです。
問題はそういったものにハマりやすい性格です。

ストレスやフラストレーションが逃げ道を見つけると病みつきになるのでしょう。
これも一種の「心の病」なのかも知れません。

女性ライターが言うには、こういった心の闇を抱えているソープ嬢は、まだ経験が浅かったり、あまり売れっ子ではいコンパニオンに多いようです。
逆にいうと、どんなに辛い過去や悩みがあっても、頑張って指名をとり貯金をしていく過程で、自分の闇の部分を昇華させてしまうのです。
悩める女の”矯正施設”としての役割もソープランドにはあるようです。