多くの人が疑問に思ってソープランドのニュース

昔は風俗でも覇権を握る業種であったソープランドですが、今ではいつ摘発されるかわからないというような立ち位置の風俗として、大きくその有り様が変わっています。毎年どこかのソープランドが摘発されて無くなっていて、新規開店は当然のこと建物すら大きく改修したり出来ないのですから、なかなか厳しい時代となっています。

そんなソープランド業界の摘発ですが、その最たる理由としては売春防止法違反です。「売春をすることを知りながら場所を提供した」という内容のニュースはよく見かけるものです。そんな数あるソープランドのニュースの中で、ちょっと興味を引くニュースを取り上げてみましょう。

● 未成年を働かせていると聞いて踏み込んだら…
これは2012年にあった摘発で、「福原ソープ街のとある店に未成年が働かされている」という匿名のタレコミが、2011年の夏頃に兵庫県警に届けられました。捜査が進められ年明けに警察が踏み込んだところ、そこにいたのは未成年ではなく30代40代の女性ばかり。20代でもなかったというのにニュースを読んだ方達も驚いていたようです。

結局、定番の売春防止法違反で摘発されたのですが。事前のタレコミとは全く違う状況に、踏み込んだ警察も驚いたのではないでしょうか。

● 後から来たのに追い出され
こちらは2011年のニュースで、摘発ではなく廃業命令が出たというニュース。石川県の片山津温泉で営業していたソープランドですが、2011年1月に摘発されて開店休業していたのですが、同年6月に市が行った「片山津温泉再生緊急プロジェクト会議」において、2012年4月に市がオープンする新総湯の向かいに位置する同店を廃業させて街作りをするということで、同年10月3日をもってソープランド側に廃業命令が出されました。

このソープランドは地元では老舗と言われる店だったようですが、市の都合で廃業させられるというソープランドの社会的な立ち位置を表すニュースと言えます。

● ソープランドの広告を風俗情報誌に載せたら摘発
こちらも2011年にあった摘発で、高知県のソープランドの広告を風俗情報誌が掲載した所、それが原因で広告会社が摘発されてしまったというという、ちょっと変化球的なニュースです。広告を出した店が摘発されてその煽りをくらったようです。

「風俗情報誌にソープランドの情報を出したら摘発」という、今いち誰もが納得しない理由です。ちなみに罪状は、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)容疑とのこと。

いかがだったでしょうか。こうして見ると、実に様々な理由でソープ業界は摘発の危機に晒されていますね。現在ではさらに情勢は厳しくなりつつありますが、もう少しお手柔らかにお願いしたいものです。