最近はソープ離れが進んでいると言われ、事実若い男性などではソープランドの利用者が徐々に減少しています。これには金銭的な問題なども関係しているのですが、そのうちの一つの要因として『性病感染が怖い』ということも挙げられます。性病は、ソープ遊びでは切っても切り離せない関係ですから、いかにしてそのリスクを避けるかが重要となります。よく「高級ソープならNSでも安心」と言われますが、本当にそうなのでしょうか。
■ 高級店と格安店の性病検査について
まず確認しておきたいのが、高級店と格安店の性病検査についての認識です。性病検査ですが、高級店でもよっぽど性病リスクを考えている所でもなければ月1の検査が一般的、格安店ではほぼキャストの自己申告ぐらいでしか行われておらず、全くしないことも珍しくありません。
ソープ業界における性病検査の費用ですが、基本的にキャストの女性の自己負担です。高級店ならばまだしも、格安ソープの場合は手取りも少ないのですから、頻繁に検査をしたらその負担はかなり大きくなります。そういうこともあって、格安店での性病検査は期待しない方が良いでしょう。
■ 性病検査をしていれば性病の心配は要らない？
では、「性病検査をしていれば性病に関する心配が要らないのか」というとそうとは言い切れません。性病検査をしていても性病に感染することはありますし、それを移してしまうこともあります。その理由としては、性病には潜伏期間があるからです。
性病検査をしても陽性反応が出るのは潜伏期間が終わってからの、ある程度時間が経ってからです。その間に接客をしていれば、その相手に性病を移してしまうことになるのです。この潜伏期間というのは病気によって違いますが、2週間～1ヶ月程度です。
■ 「高級店なら生でも安全」は嘘
高級ソープは、基本はNSでの生サービスが売りとなっています。しかし、スキンというのは避妊だけではなく性病予防にも効果があるもので、NSということはノーガード戦法を採るようなものです。「月1で性病検査をしている高級ソープであればNSでのサービスを受けても安全」とは良く言われますが、実際にはそうではないのです。
そもそも高級ソープが安全と言われるのは、「定期的な性病検査に加え接客する客層がある程度しっかりしているので、性病に罹った客が来ないから」というのがその理由ですが、性病に感染しているかどうかというのは男女問わず症状が出るまでわかりません。ですから、客としても自覚症状が無いまま感染している可能性はあるわけで、高級ソープであっても例外ではないのです。
高級だろうが格安だろうが、ソープで遊べば感染することが前提としておくべきです。一時の快感のために余計なトラブルを引き込まないように、高級ソープでも油断せず遊ぶようにしましょう。