東京オリンピックで風俗街激震!?そのとき雄琴はどうなる?

2020年開催のオリンピック開催地に東京が選ばれ風俗業界に激震が走りました。
なぜ、めでたいはずの五輪開催で”激震”なのでしょうか?
それは、これまでサミットや国際会議・スポーツの大イベントなどの世界的な催し物が開催される前には、必ずといってよいほど「繁華街の浄化」が行われるからです。

そのターゲットのひとつとして必ず狙われるのが「風俗店」です。
世界各国から日本にやってくる要人や一般の旅行客に対して”体裁”を保つために、風紀を乱す職種を一斉排除するのがこれまでの”お決まり事”でした。
国際イベントだけが理由ではありませんが、ここ数年で行われた大型の一斉摘発では「新宿歌舞伎町」と「埼玉・西川口」のものが有名です。
とくに西川口の事例では、関東屈指の風俗街が数週間で「風俗不毛地帯」にまで変貌してしまったのです。

風俗業界は、こういった「国の動き」に対しては最も警戒感をもっています。
そして「東京オリンピック」などはその最たるものとして危機感を感じているのです。
こういう時の政府と公安・警察の処置には手加減はありません。

そして、関西屈指のソープ街「雄琴」ではどういった捉え方をしているのでしょうか?
何を隠そう、雄琴の経営者陣営では五輪開催に「期待感」を高めているのだそうです。
その理由は周辺都市である名古屋・大阪・京都などに一斉摘発の可能性があると、必ず雄琴などの郊外型風俗街にお客が流入するからです。
これも安易な期待感ではなく、歌舞伎町や西川口の事例でも同じことが起きたのです。

風俗経営者も必死ですし、風俗ファンたちも必死・・・。
自分のホームグラウンドが荒らされたら、他の地域に活動の場所を求めるのは当然のことでしょう。
そして、その流入先が「雄琴」なのです。
おそらく雄琴などの郊外型ソープは摘発の対象外になります。
ソープ街としては大規模ですが、一般の方からの知名度は低く、また海外の人の目に触れる可能性が少ないからです。

雄琴周辺の都市には外国人観光客にも人気の高い、大阪や京都、そして最近北陸新幹線が開通して賑わいをみせる岐阜周辺、そして都市自体が膨張して治安の悪化が問題視されている名古屋などがあります。
これらは一大風俗街を抱える都市であり、このうちのいくつかに摘発のメスが入れられる可能性があります。
そうすると”あぶれてしまった”風俗客が周辺に分散することは火を見るより明らかなのです。
長年「地方型ソープ」として実際の実力以下の評価しか得られなかった雄琴が、ついに日の目を見るチャンスが訪れたとして関係者は期待を高めています。

そして、ここ数年雄琴は「在籍嬢と来客」のバランスが取れていなかったのも事実。
簡単に説明すると、急増したコンパニオンが訪問客の数に対して「余っている状態」でした。
逆にいうと「準備万端整っている」状態ですので、来客が倍増したとしても十分にさばく能力が雄琴にはあります。
また雄琴は全国比較から見てもトップクラスの大型店ばかりで、一店舗あたりが有している部屋数もかなりのものですので、お客の取りこぼしの心配もいりません。

まさに千差一遇のチャンスににわかに活気づいているのが、現在の雄琴の実情といえるでしょう。
お客として登楼する場合にでも、ソープ街自体の雰囲気は大切なものです。
”寂れてしまった”風俗街などは道を歩いていても気分が高まりません。
「バブル到来か!?」とほくそ笑む雄琴ソープ店の経営者の顔が浮かんでくるようです。