旅の風俗ライター全国ソープ漫遊『雄琴編』

フリーライターをしているS(仮名)です。
これまで関東以北を中心にソープランドの記事を書いてきましたが、関西地方初の仕事が入り「雄琴」のレポートすることになりました。
雄琴の噂は前から聞いていたんで、仕事が入った瞬間からボルテージが上がって、WEBでの調査が進むにつれて当日が待ち遠しくてたまりませんでした。

●当日・朝9時出発
前日、前のりも考えましたが、スケジュールの関係で当日発となりました。
東京駅を出発して新幹線で3時間の道のりです。
関西は久しぶりだったので、新幹線の到着駅「京都」でメシでも食って軽く観光したかったのですが、時間がなくそのまま「湖西線」に乗り換えて雄琴を目指します。
湖西線は鉄道ファンやら写真愛好家、また観光客でごった返していましたが、他のソープランド街にはない独特の雰囲気で、なんだか癒やされます。
カメラで撮りたくなるのも納得できるような、素晴らしい車窓からの眺めに「これから女性と交わりに行く気分」ではなくなりそうです。
湖西線のローカル電車の旅は30分で幕を閉じ、店舗指定の「比叡山坂本駅」で下車、送迎を待ちます。

●「遊園地か!?」と驚くほど巨大なソープ街登場!
迎えに来てくれたA店のスタッフは気さくな奴で饒舌でした。
ほんの10分間でしたが、雄琴の歴史や近隣のおごと温泉や比叡山のことなんかも話してくれて、取材に役立つ情報を提供してくれました。
ソープ街が近づくとビックリ!「遊園地か!?」と叫びそうになります。
なんと巨大なソープ街でしょう!全国のソープランドを見てきた自負があった僕でも驚きです。
威風堂々としたそのたたずまいは、まさに「キングオブ風俗」そのもので、あれをみるだけでも雄琴に来たかいがありました。

●みくびってた自分が恥ずかしい・・
僕はソープの取材をしてけっこうな経歴がありますので、本音のところでは雄琴を「田舎のソープ街」と少し見くびっていました。
ところが店についてその店舗の豪華さや、店長、スタッフの凛とした態度とエネルギッシュさ、コンパニオンたちの生き生きとした姿や客であふれる待合室などを拝見してはじめて自分が間違った見解をしていたことに気づくのです。
全国にはほんとうに「寂れかけた」ソープ街もありますし、そういったところのソープ店も見てきていますから、雄琴がいかにイケイケで活気があり現在進行形のソープ街であるかが分かるのです。
取材先のA店は雄琴では有名な人気大衆店だそうで、自信たっぷりに指名ランカーのMちゃんを付けてくれ、取材開始となりました。

●雄琴の真髄を堪能する
前もって用意しておいたインタビューから開始しました。
京都美人のMちゃんはソープ歴4年のベテランで、本指名数月間200をオーバーする稼ぎ頭です。
A店は大量在籍店でも知られ、コンパニオンの数が80名以上います。
その中の上位に君臨しているのがMちゃんということになります。
当り障りのない質問と解答を済ませ、いざプレイ!
脱衣の段階からレベルの高さを感じる高度な接客技術で、洗体からマットまでスムーズに進みます。
吉原あたりではしなくなった幾つかの古いタイプのマットプレイもあり、ソープの伝統を完全に廃していないようです。
ベッドプレイもかなりの好感触で、「指名ランカー」であることが骨身に染みて分かるレベルでした。
装飾はシンプルですが、プレイルームの広さと快適さ、そしてコンパニオンのレベルの高さなど、すべてを考慮してもけっして吉原に引けをとるようなものではありません。
今回は取材なので、サービス料はありませんが、システム料金を聞いてまたその安さに驚いた次第でした。

—–今回はその後もう一軒N店にもお邪魔しましたが、A店同様にすばらしい店舗でした。
正直最初は「この田舎にはるばる客が足を運ぶんだろうか?」と思っていましたが、帰りの送迎中にも他府県ナンバーの車が続々とソープ街に入っていくのを発見しました。
「良い店には客は来る」と言ったのは、雄琴ソープ街の創設者「田守世四郎」氏の言葉ですが、その言葉とおりの現状を目の当たりにしたのです。
風俗ライターをしていると、取材にも当たり外れがあったりしますが、雄琴はこれまでの仕事のトップ3に入る名ソープ街のひとつだと自信をもっていえますね。