雄琴のソープの再興には外国人観光客がカギになる可能性

観光大国として、世界中から数多くの外国人観光客が訪れている日本ですが、2011年の原発事故による一時的な観光客の減少も回復しつつあり、2020年の東京オリンピックに向けて現在進行形で外国人観光客が増えています。特に、京都や奈良などの日本文化に触れたいという観光客は多く、京都などのホテルは大層繁盛しています。そのために京都などで宿を取れない観光客が、車で数十分のおごと温泉などに訪れていたりして、なかなかの人気になっているようです。

さて、おごと温泉の近くには雄琴ソープ街があります。関西圏では福原と対に語られることが多い雄琴のソープ街は、今でもおごと温泉に宿泊する客の夜の遊び場としても利用されているのですが、そこにちょっとした変化が訪れています。

その変化というのが、利用者の変化です。かつては、温泉利用の日本人男性客が多かった雄琴ソープですが、日本人のソープ離れや数々の規制による施設の老朽化などなど、様々な要因が重なって徐々に利用者数が減少し、寂れた雰囲気を見せることも珍しくなくなりました。日中の雄琴ソープ街はお世辞にも活気のある場所とは言えませんし、週末であっても福原に比べればやはり活気という面では劣ってしまいます。そうした中で、おごと温泉を利用した外国人観光客が雄琴のソープ街を訪れるということも増えているようです。

現在のところ、雄琴ソープ街は大半の店は外国人の利用を拒否しています。しかし、外国人でも同じアジア系の人種の場合は「受付では気付かなかった」ということにして、利用させるということもあるようです。ソープ側としては、利用者数が減少しつつある以上どこかしらから利用者を確保しないといけないわけですが、新規開拓層としては外国人観光客はうってつけというわけです。

今後、東京オリンピック直前となる数年後を目処に、さらに訪日する外国人観光客は増え日本文化を代表する京都などに訪れる観光客はより多くなることでしょう。そうした方々が利用することも増えるでしょうし、雄琴ソープ街自体も外国人観光客の受け入れへと方向転換する可能性もあるかもしれません。元々雄琴のソープランドはレベルが高いことで知られていますし、元々日本の風俗というのはサービス的に世界でも高いランクですから、その差にハマってしまう外国人も増えることでしょう。雄琴のソープが再び注目を集めるためには、新しい風を吹き込ませることが必要なのかもしれません。