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11/04 09:45
ひとりを知っている2
?孤独を埋める愛と、孤独を抱えたままの愛
孤独を埋めるために人を求める人と、孤独を知ったうえで誰かを愛する人では、愛の深さが違う。
孤独を埋めるための愛は、どこかで相手を「穴」に合わせてしまう。寂しさをふさいでくれる形をしていれば、相手が誰でもいい。だから相手が穴を埋めてくれなくなったとき、愛は不満に変わる。そこで愛されているのは相手ではなく、自分の寂しさの方だ。
孤独を知っている人は違う。自分の孤独は、自分で抱えるしかないと知っている。誰かに丸ごと埋めてもらえるものではないと、もう分かっている。だから相手に「埋めて」と求めない。相手を、相手のまま見ることができる。
詩人のリルケは、愛とは二つの孤独が互いを守り合い、そっと触れ、挨拶を交わすことだ という趣旨のことを書いた。二人が溶け合って一つになるのではない。ひとりとひとりのまま、隣に立つ。孤独を消すのではなく、孤独ごと尊重する。それが深い愛の形だ。
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孤独を知る人の愛は、相手で穴を埋めない。相手の孤独ごと、そばに置く。
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鳳条 暦
<< 2026年11月

































