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鳳条 暦

鳳条 暦

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私と海

06/02 09:15

私と海

明るい瞳の奥に闇を引きずる貴方様。

忘れてはいけないが、自分を見失ってはいけない。

趣味の登山、他の好きなことで空白を全て埋める必要はありません。埋まらないから覚えておけることもあると思います?
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スタバでチョコテリーヌ食べちゃいました? 時間がないのにケーキを頼んで、最後は口に詰め込みました? 今度はもう少しだけゆっくり食べたい?味の感想より急いだ事実…
人生、山ありチョコあり…
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 海に自己否定は存在しない。

クラゲは脳も心臓もないのに、月の引力で漂い続ける。

ウミガメは30年後も、生まれた浜の磁場を忘れない。

イルカは眠りながら泳ぐ。脳の半分だけ休ませて、また跳ぶ。

マッコウクジラは、深海2,000mで傷つく。
だから水面の光を誰より知っている。

『足りない』という概念は、人間が後から付け加えた。

本当は貴方も生きてるだけで完成してる。

あなたの『足りない』は、あなたの『神秘』だ。
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 特に美しいのは、生き物たちは自分に欠けているものを嘆いていないこと。

クラゲは脳がないことを恥じていない。
心臓がないことを不完全だと思っていない。
ただ海の流れと月の引力に身を預けている。

ウミガメは誰かに教えられたわけでもないのに、自分の帰る場所を身体の奥で覚えている。
それは知識というより、存在そのものに刻まれた記憶に近い。

ここにあるのは欠けているから劣っているのではなく、欠けているように見える部分にその生命のかたちが宿っているという思想。

人間だけが自分を外側の基準で測ってしまう。

もっと賢くなければ。もっと綺麗でなければ。
もっと強くなければ。もっと成功していなければ。もっと愛される価値のある人間にならなければ。

でも海の生き物たちはそんなふうに生きていない。

誰も別の生き物になろうとしていない。

あなたが欠点だと思っているものは、まだ読み解かれていない才能かもしれないということ。

足りないは入口なのかもしれない。

海に自己否定がないのは海の生き物たちが完璧だからではなく、それぞれが自分の不完全さをそのまま生存の形に変えているから。

だから人間もきっと欠けているところを消すために生きているのではなく、
欠けていると思っていた場所から自分だけの神秘を見つけるために生きている

おのれを知らない者のみ、自分を客観的に見ることができる

鳳条 暦


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