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05/16 17:15
わたししかいない世界
奥手マッチョは今日も静かに私を撫でる。
あの心地よさに、すっかり酔いしれてしまいました。
次はどんなふうに貴方との距離を縮めようかと、もう今から考えてしまっています?
また沢山抱きしめてくれますか?
これすごく美味しかったんです? 自分でも早く買いたいなって思って2週間くらい経ちました? 桃?ってまだ旬ですよね?
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??寒くても眠い。暖かくても眠い。
眠気はたぶん気温のせいではない。
私の身体はずっと何かを計算している。この言葉は正しかったか、あの沈黙は相手を傷つけなかったか、さっきの笑いは少し大きすぎなかったか。意識の外でそういう検算がずっと続いている。起きている間じゅう、私は自分の言動を事後的に監査している。
だから安心できる場所を見つけた瞬間に身体が先に倒れる。私の許可を待たずに。
眠ることは消えることに少し似ている。でも正確には消えるのではなくいったん私であることを停止することだと思う。考えすぎる私、気にしすぎる私、それでも強がりたい私?
そういう重なりをぜんぶ脱いでただの私の呼吸になる時間。
身体にとって眠りは修復ではなく返却だ。昼間に誰かのために差し出したもの、場の空気を読むために使ったもの、傷つかないふりをするために張りつづけたもの。それをいったん自分のもとへ取り戻す、短い時間。
そしてまた朝が来る。
返却されたはずの私はまた差し出される側に戻っていてまた計算が始まる。逃げられない。でもそれは呪いではないと、最近少し思うようになった。円環には出口がないけれど底もない。ぐるぐると同じ場所を回っているようでいて、螺旋のように少しずつ降りているのかもしれないし、あるいは少しずつ上がっているのかもしれない。どちらかはわからない。
ただこの循環が続いている限り私はまだここにいる。
眠れるということはまだ安心できる場所を見つけられているということだ。倒れられるということは、糸を張りつづける理由がどこかにあるということだ。身体はそれを知っていて、私の許可を待たずに今日もちゃんと電源を落とす。
睡眠を通して蘇り、人生は円環の理に導かれる
鳳条 暦
<< 2026年5月

































