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10/12 09:45
純愛は終わらず、手渡される 本編のその後、乙骨は真希さんと結ばれる。弱かった頃からずっと隣で戦い、彼が「恩人」と呼んだ人だ。 これを裏切りだと感じる人もいるだろう。だが逆である。「生涯ほかの誰も好きにならない」としたら、それは里香ちゃんの愛にまだ縛られているということだ。別の誰かを愛せたことこそ、二人の愛が呪いではなく祝福だった証なのだ。 ちなみに里香ちゃんの方は、乙骨の顔もしっかり推していたらしい。中身も見た目も好き。それもまた、真っ直ぐな愛の形だろう。 続編では、里香ちゃんの指輪が孫娘へ受け継がれている。里香ちゃんへの愛は消されたのではない。家族の中で、次の世代へ手渡されたのである。 乙骨憂太の魅力とは、愛に縛られた少年が、愛を手渡せる大人になったことだ。純愛は、ちゃんと今も続いている。 ? 鳳条 暦
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