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鳳条 暦

鳳条 暦

(23)

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遠回しな表現

05/08 17:02

遠回しな表現

先生は緊張していらっしゃった。

大人びた貴方が照れる姿に私もほんのり緊張しました。

癒しはいつでも捧げたい。''積極性"と口コミの返信には ?乞うご期待を

先に口コミのお返事が届いてしまい、貴方とまた出会う機会に恵まれてしまいました///?

幸。

話す鳥も芸術もわからない私ですが、美しいと思います?
貴方が素晴らしいと感じたものを、私も心から感じたい。
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貴方のことをもっと知りたいと思います。貴方のことを隅々まで観察するのです。
それは本を読むようになったからでしょうか?

??本を読んでいてよかったと思うのは、相手の背景を少しだけ想像できるようになったこと。
もちろん相手の気持ちそのものは分からない。
どれだけ近くにいてもどれだけ言葉を尽くしても、他人の心を完全に覗くことはできない。

でも本を読んでいると、人には見えている表情とは別に言葉にならなかった過去や、うまく説明できない寂しさや、誰にも見せていない弱さがあるのだと知る。
誰かと話している時、その人の言葉だけを聞くのではなくその言葉の奥にあるものを少しだけ想像するようになった。
強く見えるけれど、本当はずっと踏ん張ってきた人なのかもしれない。軽く話しているけれど、この言葉に辿り着くまでにいろんな夜があったのかもしれない。
決めつけではなく想像する。

相手を理解することと相手を分かったつもりになることは違う。
本当に大切なのは、分かるよ。と簡単に言うことではなく、分からないけれど分かろうとしているよ。という姿勢なのかもしれない。

本を読むことはたくさんの人生を借りて生きることに似ている。自分ひとりの経験だけでは出会えなかった痛みや、喜びや、孤独や、祈りに触れること。その積み重ねが目の前の人を見る目を少しだけ柔らかくしてくれる。

だから最近誰かと話している時に、そう、そうなのよ!と背中をベシベシされることが増えた気がする。 
正解を言えたからではないと思う。その人の心を完璧に読み当てたからでもない。
ただ相手がまだ言葉にする前の感情にほんの少し近い場所まで歩いていけるようになったのかもしれない。

本を読むことで得られるものは、知識だけではない。言葉の数が増えることでもない。簡単に分かった気にならないための慎重さ。分からないままでも近づこうとする優しさ。

本を読んでいてよかった。世界が広がったというより人の奥行きを信じられるようになった。
目の前の人の言葉の裏にまだ語られていない物語があるかもしれないと思えるようになった。

それが、ちょっと嬉しい。

そして同時に誰かの孤独のそばにそっと腰を下ろすための練習なのかもしれない。

他人の心に触れるための余白。

貴方の情景が浮かぶ。貴方を知りたい。

世界は広い?

鳳条 暦


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