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09/22 17:45
お隣さま2
間違える自由を奪わない
頑張らないことも、立ち止まることも、泣くことも、途中で諦めることも、その人が自分で選んだのならその人の人生。間違えて欲しくない、傷ついてほしくないけど。
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もちろん本当に危険なときには止めてもいいし、止めると思う。心配していることを伝えてもいい。自分の考えを言葉にすることもできることを差し出すことも、決して間違いではない。
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けれど最後の選択まで引き受けてしまえば、
相手は自分の人生を自分で生きられなくなる。
私たちは誰かを守りたいあまり、その人から失敗する権利まで取り上げてしまうことがある。
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けれど人生は、正しい選択だけを積み重ねて完成するものではない。
遠回りしたから出会えたものがある。諦めたから守れたものがある。間違えたから初めて、自分が本当に望んでいたものに気づくこともある。
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その経験が必要だったのかどうかは、他人には決められない。人生にはきっと、
あのとき別の道を選んでいたらと思う夜がある。
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あの人と別れなければ。あの場所に残っていたなら。もう少しだけ頑張れていたら。
選ばなかった人生はいつも少し美しく見える。
そこでは失敗も起きておらず、大切なものも失われていない。想像の中にしか存在しないからこそ、都合の悪い出来事のない、きれいな人生に見えるのだ。
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けれど選ばなかった道が本当に正解だったのかを、私たちは永遠に知ることができない。
だから願うのは、あなたが一度も間違えないことではない。
そのときのあなたがそのとき持っていた心と知識と力で選んだものを、未来のあなたがあまり責めずにいられること。
あの頃の私は、あれで精一杯だったと、いつか自分に言ってあげられること。
失敗しない人生ではなく、失敗した自分を見捨てずにいられる人生であること。
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大切な人に願えるのは、本当はそれくらいなのかもしれない。
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鳳条 暦

































