10/31 17:45
白1
生きているだけで、届いている 人を救うには、何かをしなければいけないと思いがちだ。言葉をかける、手を貸す、役に立つ。 けれど実際に救われた時のことを思い出すと、相手は何もしていなかったことが多い。昨日と同じように笑っていた。いつもの場所にいた。それだけで、こちらは息がしやすくなった。 健気に生きている姿は、本人の知らないところで誰かの支えになる。救った側は救ったことに気づいていない。だから自分も、気づかないうちに誰かを救っているかもしれない。 ? 何もできない日も、生きている日だ。それはもう、誰かに届いている。 ? 鳳条 暦
続きを読む