
オゴトガイド見たとお電話ください!
電話 050-5448-9022
営業時間 11:00-24:00
-
10/27 17:45
いつか失うと知っている人だけが、やさしくできる いつかこの人はいなくなるかもしれない。 そう思いながら誰かのそばにいるのは、悲しいことのように見える。信じきれていない、と責められそうでもある。 だが逆だ。ずっといてくれる と思った瞬間から、人はありがとうを言わなくなる。小さな配慮を省き、言葉を雑にし、相手がそこにいることを家具のように扱いはじめる。 関係を壊すのは、たいてい大きな裏切りではない。慣れと甘えだ。 人と人が離れるのは、特別なことではない。ありふれたことだ。それを知っている人は、どこかで人に諦めている。けれど諦めきれずにまだ信じたいとも思っている。その二つの間に立っているから、目の前の人がいることを当たり前にしない。 私は、人と完全に溶け合うことを望まない。少しの距離が、いつもある。その距離は冷たさではない。相手を自分の一部にしないための余白だ。自分の一部になったものには、人は感謝しない。 ? 失う予感は、愛を弱くしない。愛を雑にさせないための、柔い緊張。 ? 鳳条 暦
-
10/27 09:45
握りしめているのは、相手ではない 好かれようとして頑張ったことがある。 返信を早くする。機嫌を読む。疲れていても笑う。相手の好きそうな自分を少しずつ足して、嫌われそうな自分を少しずつ削る。そうしていれば、離れていかないと思っていた。 だが頑張った分だけ、心のどこかに帳簿ができる。これだけしたのだから、という数字が。 知らないうちに積み上がっていく。相手が少し冷たいだけで、その帳簿が開く。 こんなにしたのにと思った瞬間、優しさは取引に変わる。 つなぎとめようとする手は相手を握っているようで、実は自分の不安を握っている。離れていかないでほしいのは相手ではなく、ひとりになる自分から逃げたい自分の方かも だから愛されるために頑張るのをやめる。それは投げやりになることではない。帳簿を閉じることだ。何も数えずにただ、おつかれさまと言えるところまで自分を戻すことだ。 ? 頑張って保つ関係は、頑張れなくなった日に終わる。 ? 鳳条 暦
1~2件 / 2件
- 1



































